兵庫県立美術館「キース・ヘリング展」に行ってきました

兵庫県立美術館で開催されていた「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」に行ってきました。
キース・ヘリングは前から結構好きな作家なので、これは行っておきたいなと思っていた展示です。
当日はミーハーらしく、キース・ヘリングのTシャツを着て行きました。




キース・ヘリングの作品って、やっぱりいいんですよね。ただポップでかわいいだけでは終わらず、見ているとちゃんと奥にいろいろ入っている。あの「入口の広さ」と「内側の濃さ」の両立が、すごいなと思います。
今回の展示も、まさにそういう魅力がしっかり見える内容でした。
明るくて、にぎやかで、見ていて楽しい。けれど、その楽しさの奥に、社会のこと、人のこと、生きることや不安みたいなものまできちんと入っていて、軽やかに見えて実はかなり重たいことを描いている。
そのバランスが、すごくキース・ヘリングらしいなと感じました。
ヘリングは1980年代のニューヨークで、地下鉄駅構内の使われていない広告板にチョークで描く「サブウェイ・ドローイング」で注目を集め、その後も「アートはみんなのために」という考えのもとで活動を広げていったそうです。
だからなのか、作品を見ていても最初から距離が近い感じがあります。難しい顔をして近づかなくても、まず向こうから「見てええで」と言ってくれているような感じです。個人的には、こういう「まず見てもらう力」が強い作品はやっぱり好きです。

展示にその作家のTシャツを着て行くと、なんだか気持ちの照準が最初から合っている感じがありました。
少し恥ずかしい気もしますが、会場に入る前からもう楽しい。
たぶんああいうのは、理屈ではなく、もう祭りの法被みたいなものなんだと思います。
あと、自分たち以外にも結構キース・ヘリングのTシャツを着て来ている人がいました。
中にはペアルックの老夫婦もいて、なんだかとても良かったです。
好きなものを好きなまま身につけて来ている感じが、展示の空気にもよく似合っていました。
作品そのものはもちろんですが、今回はそういう「好きなものを好きなまま見に行けた感じ」も含めて、とても良い時間でした。
ちょっとミーハーなくらいの気持ちで行く展示、案外いちばん健全かもしれません。
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