福岡市美術館に行ってきました

今回は福岡市美術館に行ってきました。
今回の目的のひとつは、リ・ウファン、塩田千春、草間彌生の作品を見ることでした。
九州ということもあり、なかなか足を運ぶ機会がなかったのですが、ようやく訪れることができました。
初めてリ・ウファンの作品に心を奪われたのは、2023年に兵庫県立美術館で個展を見たときでした。
そこから一気に惹かれ、同じ年に直島の李禹煥美術館にも行きました。
ひとつの作品を「見る」というより、空間ごと静かに整えられていくような感覚があって、あの体験は今でもかなり強く残っています。
今回、福岡でもまたリ・ウファンの作品に触れられたのは、とてもうれしかったです。
塩田千春の作品を初めて実物で見たのは、2023年の京都精華大学55周年記念展でした。
もともと妻が好きな作家だったので名前は知っていたのですが、実際に目の前で見たときはかなり圧倒されました。
写真で知っているつもりでも、実物はやはり別物です。あの空間の密度は、画面越しではなかなか伝わりきらないものがあると思います。
今回福岡で見たときも、その感覚を思い出しました。
糸で埋められた空間は、記憶や気配のようなものまで一緒に張り巡らされているように感じられて、あらためてすごい作品だなと圧倒されました。
草間彌生については、2023年に直島で南瓜を見ました。
あまりにも有名なので、作品の良さに触れたというより、「あの南瓜をちゃんと見た」という体験そのものが強く印象に残っています。
一瞬でそれと分かるのに、ただ分かりやすいだけで終わらない。
遠くからでも目を引くし、近くで見てもちゃんとおもしろい。人気があるのも納得だなと思いました。



今回は、好きな作家をひとりずつ見ていくというより、自分の中ですでに点になっていた鑑賞体験が、福岡で少し線につながったような感覚がありました。
2023年に兵庫でリ・ウファンに惹かれ、京都で塩田千春に圧倒され、直島で草間彌生の南瓜を見て、その流れの先に福岡があった。
こうして振り返ると、自分でもなかなか楽しい道のりをたどっている気がします。
もちろん、目的だった三人の作品だけでなく、ほかにも良い作品をたくさん見ることができました。
名前を知っている作家の作品がふと現れたり、逆にあまり詳しくなかった作品に足を止めたりして、美術館を歩いている時間そのものがとても楽しかったです。
こういうのは、狙っていた作品だけを見て終わるより、少し得した気持ちになります。
九州は距離的にどうしても「気軽に行こう」とはなりにくい場所ですが、だからこそ今回ちゃんと来られてよかったです。
見たかったものを見られたという満足感もありますし、それ以上に、自分の中で好きだったものがまた少し確かなものになったように感じました。
今回もとても良い時間でした。
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