道端で救急車を呼んだ話

昨日は早起きして、妻と一緒に住んでいる棟の草取りに参加しました。

定期的にある恒例行事で、近所の人たちと一緒に黙々と草を抜く。運動不足の解消にもなっている気がして意外と悪くないです。終わったあとはそのまま棟の定期総会へ。珍しく日曜日の朝からせっせと働きました。

夕方、晩ごはんを食べにサイゼリヤまで妻と歩いていたら、前を歩いていたおじいさんが突然、足をピーンと伸ばしたまま、後ろ向きに倒れた。

その瞬間、「ゴンッ!」とコンクリートに後頭部をぶつける大きな音。

かなり激しい倒れ方で、ただ事じゃない感じでした。

不思議とこういう時は体が動くもので、すぐにスマホで119を押して妻に渡し、自分はおじいさんの意識の確認と気道の確保を行いました。救急車は5分ほどで到着するとのこと。

その間、通りがかった大学生くらいの女の子が「何か手伝えることありますか?」と声をかけてくれたり、車で通りかかった人が「捨てていいので使ってください」と、小さな枕を渡してくれたりもした。見ず知らずの人たちのやさしさに、少し気持ちが落ち着きました。

救急への連絡がひと段落つくと、以前にもこういうことがあったなとふと思い出しました。なぜか昔から、事故や急病などあんまりなさそうな場面に遭遇するんですよね。おじいさんは意識はありましたが、後頭部をかなり強く打っていたので心配です。無事でいてくれたらいいなと思う。

救急隊に引き継いだあとはその場を離れました。

「今日は草取りもしたし、人も助けたし、ちょっと善行ポイント積んだかな?」と妻と冗談交じりに話しながら、サイゼリヤへ向かいました。

頑張った日なので、スープとサラダ、エスカルゴ、ラムステーキ、ドリア、デザートのプリンとティラミスまで、フルコース風に注文。それでも二人で3,500円くらいだったので、やっぱりサイゼリヤは凄い。

ラッキーなことに、帰り道で寄ったスーパーでは買いたかった食材が全部半額。

さらに、家に帰る途中で義妹が義実家からのおすそ分け(沢山のお菓子とサーモンの塩辛)を持ってきてくれました。しかも、家まで車で送ってくれた!

そういえば草抜きの後にも、ご近所さんがA&Wのルートビアをくれたんでした。「なんか今日はいろいろと貰ったなー」と思い出して、記念に写真を撮りました。

家の周りの草を抜いて、救急車を呼んで、ラムを食べて、ルートビアとお菓子とサーモンをもらった一日。

色々あったけど、あちこちで人のやさしさに触れたちょっと特別な一日でした。

あのおじいさんが、無事でありますように~。

※夜食に食べたサーモンの塩辛

投稿者プロフィール

Sakamaki Ryu神戸つるかぶとデザイン事務所 所長
なんでも作るのが大好きです。
趣味は毎日の料理と、パソコンを使った音楽制作。